日本人と英語

英語しかない世界

2019年1月9日 CATEGORY - 日本人と英語

書籍紹介ブログにてご紹介した「日本語が亡びるとき」より「マイナー言語の存在意義」について考えてきましたが、第三回目の今回は、マイナー言語がこの世からなくなった「英語しかない世界」を想像することにしてみたいと思います。 本書を読んで最も印象的だったことは、小説家の想像したものを表現する力の豊富さです。それは、次のような表現からも伝わってきます。 「想像してみてください。これから百年先、二百年 ...続きを読む

英語以外の言語を母国語にするということ

2019年1月8日 CATEGORY - 日本人と英語

前回より書籍紹介ブログにてご紹介した「日本語が亡びるとき」よりテーマをいただいて書いていますが、第二回目のテーマは「普遍語以外の言葉を母語にする意味」についてです。 前回の最後で私は、「言語の『多様性』は、『普遍語』使用による『通用性』『利便性』と共存できるものである、いや共存させるという強い意識をもって維持するものだということ」と述べましたが、そのような意識を持つということがどのような経験 ...続きを読む

英語の普遍語としての本質とは

2019年1月6日 CATEGORY - 日本人と英語

書籍紹介ブログにてご紹介した「日本語が亡びるとき」よりテーマをいただいて、書いて行きたいと思いますが、第一回目のテーマは「英語の普遍語としての本質」です。 著者は、英語がほかの言語を押しのけて世界唯一の「普遍語」となりつつあり、しかもここまで広く流通すると雪だるま式にさらに広く流通していくことは避けられないという認識を示しています。 それは、英語が通じるがゆえに、多くの人が使い、多くの人が ...続きを読む