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お金の真実

2016年1月22日 CATEGORY - 代表ブログ

お金              

 

 

 

 

 

 

皆さん、こんにちは。

資本主義の世の中で、お金が価値の尺度であり、価値の蓄積であり、価値の交換手段であるということは、私たちが生活を行っていくうえで、もっとも重要なもののひとつであることは間違いありません。

にもかかわらず、私たちは、この「お金の真実」について公式に学ぶという機会を得ることはありません。 特に、日本は他の先進国に比べてもその機会が最も少ない国の一つだと思います。

そんな日本において、真正面からこの「お金の真実」について書かれた本が「トップ1%の人だけが知っている『お金の真実』」です。

本書における趣旨は、自分の時間を切り売りすることでお金を生み出すサラリーマンから、お金自体の力をテコにしてビジネスをコントロールしながら自由な選択肢を持つビジネスオーナーや投資家になることに対してのメリットを説明することです。

もっと言えば、現状この国において、自分の時間を切り売りすることでお金を生み出すサラリーマンが、お金自体の力をテコにしてビジネスをコントロールしながら自由な選択肢を持つビジネスオーナーや投資家に比べて圧倒的に多数派であることの理由である、お金に対する「恐怖」について冷静に考え、その本質をつかんで、その「恐怖」を乗り越えさせようとするものです。

「恐怖」は真実を知らないことから生じるのだと思います。ですから、お金の真実について公式に学ぶことがない日本においてはその恐怖を乗り越えられない人が多数派なのは仕方のないことかもしれません。

本書では、この「恐怖」の源泉を以下のように端的に表現されていました。

「人は快楽よりも痛みをより強く感じる」

これは、人間の本来的性質です。これは、人は夢よりも目の前の現実を選択し、将来の快楽を得るためにお金を先に払う痛みを避けようとすることにつながります。

なんとなくわかるような気がします。

そして、今までの日本においては、親も学校も社会も、夢を持つことではなく、「いい学校」「いい会社」に入って、目の前の現実に対処することを最優先事項として教え続けてきました。

今までは、そうすることで人生におけるリスクを最小限にすることができてきたことも事実です。

しかし、本書で著者たちが主張するのは、現在においては、そのリスクはもはや、最小限にとどめられるものではなく、むしろ、その選択をすること自体のリスクが、夢を持つことのリスクと比較しても、合理的な範囲内に収まらなくなってきているのではないですか?というものです。

このような時代においては、真実を知ることによって、この「恐怖」を乗り越え、お金自体の力をテコにしてビジネスをコントロールしながら自由な選択肢を持つという自分になるために、合理的なリスクをとって挑戦することが、もっともリスクの少ない生き方だということを教えてくれています。    

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