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読書する人だけがたどり着ける場所

2019年8月16日 CATEGORY - 代表ブログ

皆さん、こんにちは。

このブログでも今まで何度もご紹介していますが、明治大学の齋藤教授は、「読書」という活動を自ら嗜むだけでなく、世の中にその素晴らしさを広めていこうと努力されています。

もう何というか、こんないいものがあるのに、なぜ世の中の人たちはそれに気づかないのか!一人でも多くの人に気づかせたい!という気持ちがひしひしと感じられます。

本当に価値のある情報を惜しげもなく世の中にばらまいてくれています。この姿勢というのは、本来そうそうあり得ることではなく非常にありがたいことだと思います。

というのも、例えば投資について同じように他人に広めようと様々な本を書かれている方がいますが、実際には本当に価値のある儲けるための「情報」については絶対に書籍に乗せるようなことをする人はいないからです。

今回ご紹介する「読書する人だけがたどり着ける場所」という本もそんなありがたい一冊です。

本書で最も共感したのは、「1テーマ5冊読めば『ランクA』」という内容です。

「あるテーマについて知りたい場合、続けて5冊ほど読むとかなり知識が得られます。私は一人の研究者、学者の先生につきだいたい5冊を続けざまに読みます。そうすると、5冊目を読むころには同じことの繰り返しのように感じられます。それだけ知識が定着したということです。そうやって、ペンキの上塗りのように知識を積み重ねていきます。最初は適当でいいのです。適当に塗るのを繰り返せば、ちゃんとペンキが濃くつきます。このペンキの上塗り方式で知識が積み重なり『詳しい人』になれます。5冊読むだけで、『全然知らない』Cランクから『結構詳しい』Aランクになれるのです。2冊読むだけでも『ちょっと詳しい』Bランク。『スーパー詳しい』Sランクは、20冊くらい読めばいけるでしょう。研究者レベルは200冊かもしれませんが、一般の人の基準だったら20冊でSランクです。(一部加筆修正)」

ここで、ちょっとだけ、自慢させていただいてよろしいでしょうか?(笑)

実は、私の「英語関連書籍紹介ブログ」は現在200冊を優に超えています。

ですから、この齋藤教授の基準では、私は「英語教育」という分野については「研究者レベル(=超SS級)」と評価されてもよいことになります。

私はこの分野で飯を食べているわけですから、当たり前と言えば当たり前ですが、自分自身、「英語教育」というものを日本人に施す上で必要なことは全て理解しています。そのため、「英語教育」に関することなら、どんな悩みを抱えている人に対しても、かなりの高確率で適切な悩みの解決方法を提案できる自信があります。

言い換えれば、自分の中に「英語教育の方程式」が確立しているといった感覚でしょうか。

そのため、私の個人的な経験から言っても、この齋藤教授の基準は正しいと思われます。

ただ、読書が趣味である私ではありますが、「英語教育」以外の分野で200冊を読み切ることはこれからの人生においてもできる自信はありません。この200冊という数字はそういう数字だと思います。

ですから、私は今後も「英語教育」の分野においてはこの数字を伸ばし続け、「超SS」のSを増やしつつ、その他の分野にも目を向け、できるだけ多くの分野で「Aランク」を獲得していこうと思います。