英語の歴史から考える英文法の「なぜ」2 #252
2021年7月15日 CATEGORY - おすすめ書籍紹介
【書籍名】 英文法の「なぜ」2
【著者】 朝尾幸次郎
【出版社】 大修館書店
【価格】 ¥1,800 + 税
【購入】 こちら
#248の「英語の歴史から考える英文法の『なぜ』」の続編です。
その紹介記事の中で前著が、私が主宰する「中学三年分の英文法を血肉にする合宿」の成果に特に大きな貢献をしてくれる素晴らしい内容であったと書きました。
ですが、その内容がタイトルにあるとおり、あまりにも英文法にまつわる「なぜ」を「そこまで?」と言いたくなるくらいたくさん拾ってくれていたため、続編の期待をしつつもやはり、さすがの著者ももうネタ切れだろうと思っていました。
ところがです。
著者はそんな私の邪推に反してその第二弾を出してきました。
映画にしても小説にしても、名作と言われるもののパート2は、たいてい期待倒れになるというのがセオリーなのですが、本書はそのセオリーに反し、内容が全く薄まっておらず、パート1同様、いやそれ以上に各ページのネタのクオリティが冴えわたっていて、とても新鮮な気持ちで読む進めることができました。
今回も前回同様その珠玉の内容を「日本人と英語ブログ」で、一つ一つ丁寧に見ていきたいと思います。