角川武蔵野ミュージアムに行ってきました
2021年2月24日 CATEGORY - 代表ブログ
皆さん、こんにちは。
昨年埼玉県所沢市にオープンした「角川武蔵野美術館」に行ってきました。
この場所を御存じない方も、もしかしたら昨年の紅白歌合戦でYOASOBIが中継パフォーマンスしたあの「不思議な場所」といえば分かる方も多いかもしれません。
本好きの私は、この中継でこの場所を見た時、YOASOBIの歌とパフォーマンスのすごさと相まって「どこだここ?」「ここ行きたい!」と即座に心を鷲掴みにされました。
このコロナ禍で、事前の時間指定予約チケット購入という厳重な入場制限の中でのようやくの観覧となりました。
オリンピックスタジアムの設計をされた隈研吾氏によって設計された建物は、全面自然石が張られた中世ヨーロッパの砦のような建物で入場前からワクワク感を盛り上げてくれます。
それもそのはず、以前にこのブログでもご紹介した館長の松岡正剛氏はパンフレットで以下のようにこのミュージアムを紹介していました。
「ミュージアムとは、私たち人類が『創造と連想と空想』を組み合わせた成果として作り出した文学や建築や絵画や音楽といったものを収納したり展示したりするところです。ですから当館は、このような原点に立ち返り、とても不思議な建物を用意し、たくさんの本を林立させ、連想の翼が広がる展示物を準備しました。楽しむ想像力、考える連想力、感じる空想力をいろいろ『まぜまぜ』することこそが、このミュージアムが提供したいものなのです。(かなり大幅に要約)」
確かに、「不思議な建物」が用意され、
「たくさんの本が林立」し、
「連想の翼が広がる展示物」の展示がされていました。
「本棚劇場」と呼ばれるこの本が林立した場所で時折プロジェクションマッピングが上映され、まさに「本と遊び、本と交わる」ことで連想イメージが最大限に広げられます。
本好きの方にもそうでない方にも是非、お勧めしたいと思います。