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プレジデント2023年3/17号 #295

2023年2月25日 CATEGORY - おすすめ書籍紹介

【書籍名】 プレジデント2023年3/17号

【出版社】 プレジデント社

【価格】  ¥764+ 税

【購入】   こちら

約一年前になりますが、「プレジデント2022年4月29日号」を「英語業界にいる者なら誰もが待ちに待ったもの」としてご紹介しました。

それこそ取り上げすぎではないかと思うほどに英語が「鉄板ネタ」とされてきたビジネス雑誌において、コロナ禍が始まって二年以上「英語特集」が行われなかった「暗黒期間」を経てのこと、しかも全119ページ中73ページ、実に全体の61%を使っての「大特集」でしたから、英語が「鉄板ネタ」として復活したのだと多くの英語業界人は色めき立ったはずです。

しかし、その期待は簡単に裏切られ、あれから一年以上「英語ネタ」が取り上げられることはありませんでした。

この「第二次暗黒期間」を経て、ようやく本誌「プレジデント2023年3/17号」を手にすることができました。しかも、全111ページ中75ページ、実に全体の68%という二年前をしのぐ超特大の「英語特集」でした。

来る2023年5月8日に予定されているコロナウィルスの季節性インフルエンザなどと同じ「5類」への移行に先駆けて、今度こそ英語業界が本格的に復活を遂げる前触れのように感じています。

力が入りすぎて前置きが長くなりましたが、本特集は今までの沈黙期間中にたまりにたまったフラストレーションを吹き飛ばすほどの力の入った内容の濃いものとなっています。

具体的には、超有名講師による「TOEICの攻略法」(個人的にはあまりこういったものは好きではありませんが)や英語系Youtuberが教える「勉強せずに楽に英語ができるようになる方法」「ネイティブのような発音になる方法」「効率的に英単語を覚える方法」などのトレンドを外さないコンテンツのみならず、ハーバード大の脳科学者が教える「科学的学習法」といった比較的深いコンテンツも取り上げており、実に幅広い構成になっています。

内容に対する好き嫌いはともかく、英語業界が熱を帯びることに業界人として嬉しくないわけはありません。どうか他誌もプレジデントに続いていただき、この「暗黒期間」が完全なる終焉を迎えることを期待します。

 

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