日本人と英語

文全体を修飾する副詞

2022年11月9日 CATEGORY - 日本人と英語

書籍紹介ブログにてご紹介した「ヘミングウェイで学ぶ英文法」からテーマをいただいて書いていますが、第二回目のテーマは「文全体を修飾する副詞」です。

英語を学習する上で最も重要なのが「文型(骨格)」を徹底的に理解することであり、その次に重要なことがその骨格の部品である各々の品詞の役割および、それぞれの品詞の関係性について理解することだということは今まで口酸っぱくお伝えしてきました。

その中で「副詞」という品詞の役割およびその他の品詞との関係性を「動詞・形容詞・副詞を修飾するもの」という解説が世の中一般でなされていますし、私もしてきました。

ところが本書においてはその理解だけでは不十分であるという事実が明らかにされていましたので、以下にその該当部分を引用したいと思います。

「strangelyやfrankly, happily, apparently, evidently といった副詞には動詞(・形容詞・副詞)を修飾して様子や様態を表す用法と話し手の心情や態度、判断を示す文修飾の用法があります。基本的には文中の位置で役割が決まります。

◆ 動詞を修飾して様子・様態を表す場合

 She told him the whole truth honestly.(彼女は彼に正直にすべての真実を打ち明けた)

◆ 文修飾の副詞としての役割の場合

Honestly she told him the whole truth.(正直に言うと、彼女は彼に全ての真実を打ち明けたんだよ)

基本的には文修飾の場合、副詞は文頭に置かれるが、文末に置かれる時は、動詞修飾と区別をするためにカンマを入れます。例えば、

Tom did not die, happily. は『幸運にもトムは亡くならなかった(話し手の心情を示す)』、Tom did not die happily.は『トムは幸せな死に方をしなかった(動詞 die を修飾して様子)』となりますので、大きな意味の違いを生んでしまいます。」

私自身、その存在は知っていても整理することを怠っていましたので、改めて確認いたしました。

 

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