日本人と英語

英文は文法と文脈の合わせ技

2020年6月24日 CATEGORY - 日本人と英語

書籍紹介ブログにてご紹介した「英語コンプレックス粉砕宣言」からテーマをいただいて議論をしていますが、第三回目のテーマは「文法と文脈」についてです。 あまりにも「当たり前」すぎるテーマですが、だからこそ重要であって、著者のお二人も改めて取り上げられたのだと思います。 まずは、鳥飼先生の問題提起から。 「私はかつてNHKでテレビ放送していた『ニュースで英会話』を今でもウェブで継続する中でニュ ...続きを読む

学校での「英語は英語で」教えるの是非

2020年6月21日 CATEGORY - 日本人と英語

書籍紹介ブログにてご紹介した「英語コンプレックス粉砕宣言」からテーマをいただいて議論をしていますが、第二回目のテーマは「英語は英語の是非」についてです。 前回、「発音記号」を学校で教えないことの理由の一つとして、日本人の教師が完璧な発音ができないのに、「できる発音」だけ教えて「できない発音」は諦めるように指導するということが、教師という立場からして憚られるからではないかというある種の「完璧主 ...続きを読む

「文法」に対する望ましい姿勢

2020年5月31日 CATEGORY - 日本人と英語

書籍紹介ブログにてご紹介した「秘術としての文法」からテーマをいただいて議論をしていますが、第四回目(最終回)のテーマは、「文法に対する姿勢」についてです。 今まで三回にわたって宗教改革から始まった「英文法」の発展過程について見てきましたが、最後にある一人の文法学者(本人は謙虚にも素人と自認)をご紹介して、「文法」との付き合い方の本来あるべき姿を示したいと思います。 その人の名前は、リンドリ ...続きを読む